内環境と外環境

体の動きに働きかけをするときには、環境を考慮することが大切です。体の動きやパフォーマンスに心の状態が影響を与えるということはよく知られていますが、BRMTでは体の中で起きていること(内環境)や、私たちの周りの状況(外環境)などが動きに与える影響を考慮します。

The Centers for Disease Control (CDC)によると、アメリカでは自閉症スペクトラムの子どもは68人に一人の割合となっていると言います。
自閉症は遺伝の問題だと言われてきましたが、ここ最近の爆発的な増加を遺伝的要素だけで説明するのは不可能です。事実、自閉症の主たる原因は環境にあるというエビデンスが次々と発表されています。
ハーラルド・ブロムベリ著 Autism: A Path To Healingより抜粋

リズミックムーブメントエクササイズは、身体全体をリズミカルに動かす運動です。エクササイズを行って最適の効果をあげるためには、身体の内と外の環境に配慮することが必要です。それ故に、ブロムベリ・リズミックムーブメントトレーニングでは、食事や栄養状態などの内環境(体の中で起きていること)
と電磁波などの外環境(私たちの周りの状況)などにも注意を払う必要性をとりあげています。

エクササイズによる最適の効果をあげるためには、カゼイン(牛乳タンパク)とグルテン(小麦タンパク)を食事から排除することが重要になるとハーラルド・ブロムベリ医学博士は語っています。