その他の特別講座

 認 定 講 座 

【BRMTと自閉症】
講座では、自閉症の方の体の中で起きていること、周りで起きていること、社会と環境に目を向け、自閉症と自閉症スペクトラムを深く理解していきます。体の内側の環境(消化や吸収など)と外側の環境を整えることは、BRMTの働きかけをより効果的にするためにとても大切です。また、自閉症に残存していることが多い原始反射も取り上げて、BRMTのエクササイズを使っての働きかけを学びます。
※「BRMTと自閉症」講座は、どなたでも参加できます。

【講座内容】
食物不耐性との関係
栄養補給(サプリメント)の重要性
ワクチン接種との関係
残存する原始反射への働きかけ
恐怖麻痺反射
バブキン反射
把握反射
引き起こし反射

アメリカでは、自閉症の発生が増えていると言われています。カルフォルニア州で州の保健福祉局発達サービス部門が把握している1987年と1998年のデーターを比較すると、自閉症は210.43%の増加を示しています。

日本では、厚生労働省が自閉症は約500人に1人。しかし症状が軽い人たちまで含めると、約100人に1人いると発表しています。また、平成18年度研究報告書(2006年)では、軽度発達障害児の発生頻度が8.2~9.3%であると推定しています。文部科学省特別支援教育課が2002年度に小中学校を基盤として行った調査では、軽度発達障害児の発生頻度は6.3%と推計されました。(軽度精神遅滞は含まず)
この増加の背景には、何が考えられるのでしょうか?

この講座では自閉症の爆発的な増加の背景にある要因に関して取り上げます。1990年代末から1000倍に増加した電磁波(EMF)と予防接種の増加は、多くの人たちの腸を傷つけ、グルテン過敏症を引き起こしています。自閉症児においては、グルテンが小脳に炎症を起こしGABAの産生を阻害して、症状としては発話の問題、感覚過敏、多動などが現れます。グルテンやカゼイン、腸や脳に害がある食べ物を食事から排除することにより、炎症を止める方法を説明します。自閉症児に多く見られる反射を統合し脳を癒すために、どのようにリズミックエクササイズを使うのかも学んでいきます。


【自閉症やその他の困難さにおける慢性的な炎症と解毒のためのBRMT】
現代の科学は慢性的な炎症は様々な症状に共通する原因だと認めています。例えば、自閉症、ADHD、鬱や慢性疲労症候群などです。この講座では、慢性的な炎症とは何かを説明し、その原因をまとめます。ハーラルド・ブロムベリ医師がバイオレゾナンスの機器により調べると、自閉症児のほとんどが重篤なB12やB6などのビタミンの欠乏になっています。亜鉛やリン酸などのミネラルの場合もあります。これらの欠乏の共通的な原因としては、ピロルリアであったりB12欠乏症だったりします。講座では、このような欠乏症がどのように慢性的な炎症を引き起こすか、テストのやり方、様々な症状に対して最適な癒しを可能にする方法などを学びます。
講座は、自閉症児の親やサポートに関わる人々のみならず、慢性的な炎症や解毒に関わる問題におけるビタミンやミネラルの欠乏症に関して学びたいと思っている人々にも役立ちます。特に、ピロルリアやB12欠乏症などの助けとなる特に、ピロルリアやB12欠乏症などの助けとなるでしょう


【この素晴らしき子ども達】 英語名:BRMT for Exceptional Children
この講座は、BRMTの様々な講座の内容を再編成した講座です。クライアントを観察して、状況を理解することに主眼を置き、リズミックエクササイズと共に遊びを通じて働きかけることも学びます。筋チェックというテクニックを使うことなしにセッションを進めたいと思っている方には、大変役立つでしょう。

また、後半のクラスでは、日本未開催の「脳性麻痺のためのBRMT」や「BRMTと自閉症」講座からの部分的な情報が含まれています。

◎前半で扱う原始反射:
TLR(緊張性迷路反射) ランドー反射 両生類反射 ガラント反射 STNR(対称性緊張性頚反射)
バビンスキー反射 ATNR(非対称性緊張性頚反射)

◎後半で扱う原始反射:
恐怖麻痺反射 モロー反射 バブキン反射 プランター反射 把握反射
引き起こし反射


【痛みに働きかけるBRMT】英語名:BRMT for Pain Management
前半と後半で構成される2つの講座は、筋肉の緊張を扱います。筋肉が緊張すると、首、脊椎、関節に過剰な負担をかけ、筋肉の炎症、変形性関節症、腰のゆがみや骨の変形が起こります。脊柱側彎症や猫背などです。

◎前半で扱う内容:
前半は、初めてリズミックムーブメントトレーニング講座に参加する方を対象にしています。この講座ではBRMTの基本を学びます。

感情的なストレスや活性化している反射により起こる筋肉の緊張と、それらにどのように対処するかを扱います。
また、原始反射に関しても取り上げます。原始反射の活性化は、筋肉の緊張、骨や関節の変形や変形性関節症の原因となる可能性があります。いくつかの原始反射のテスト方法や統合のやり方、腰のゆがみや猫背に働きかけるリズミックエクササイズや各反射のためのエクササイズを学びます。

原始反射とは?
脳幹とリズミックムーブメント
脳幹を刺激するエクササイズ
小脳とリズミックムーブメント
小脳を刺激するエクササイズ
リズミックムーブメントと大脳基底核
原始反射のテスト方法
筋反射
原始反射の統合:
緊張性迷路反射 (TLR)
ランドー反射
両生類反射
腰のゆがみのテスト
ガラント反射
対称性緊張性頚反射(STNR)
恐怖麻痺反射
モロー反射

◎後半で扱う内容:
筋肉の緊張、痛み、変形性関節症や様々な箇所の変形の原因となる原始反射をテストして、統合することを学びます。
顎関節、首、胸椎、腰椎、股関節、脚、膝、足、肩、肘などです。腰のゆがみの原因となるだろう反射全てを統合することを学びます。そして、変形性股関節症を阻むために腰の痛みに働きかけます。

筋緊張、骨格の変形、変形性関節症の原因
首の痛みの原因となる反射
腰の痛みの原因となる反射
骨盤の回旋
股関節の痛みの原因となる反射
膝の痛みの原因となる反射
脚の緊張とつま先歩き
顎関節の緊張
肩と肘の痛み
活性化している原始反射と痛みとの相関関係


【夢と内なる癒し】
精神科の医師であるハラルドさんは、20年以上昔にRMTの仕事を始めたとき、エクササイズをすることによって、人が極めて活発に夢を見ることに気づいたといいます。エクササイズを始める前は、夢をほとんど、あるいは、全く覚えていなかった人が、非常に印象深い多くの夢を報告することがあったそうです。

RMTの中で現れる自分自身や患者の夢にたいへん興味をもつようになったハラルド医師は、私たちは、身体的・神経学的なプロセスだけでなく、感情的・精神的なプロセスの確認としても夢をみる、ということに気づきました。

RMTの中でみる夢の多くが首や背骨に関するものである。例えば、夢で背中を骨折したり、首を刎ねられたり、夢の中で背中の治療を医者から受けたりする。また、背骨に関連した夢でよくあるのは、蛇に手や足をかまれるなどの、蛇の夢である。蛇は背骨の象徴であるばかりでなく、背骨に沿って流れるエネルギーの精神的な象徴としても考えられる。

ハラルド医師は、仏教やヒンズー教の哲学に記せられた背骨沿いに点在するエネルギーセンターであるチャクラに注目しました。

この講座では、通常7つあると考えられているチャクラに関する夢を解説し、それぞれのチャクラのためのアファメーションを学びます。そして、チャクラのバランス調整のなかに、原始反射の統合の調整が含まれます。

ハラルド医師が深く関わったクライアントのケーススタディを通じて、RMTに置ける夢の意味を深く考察していきます。

この講座を受講するためには、RMTレベル1と2の受講が必要です。


 上 級 講 座 

レベル1~3の各クラスにインデプス講座があります。
インデプス講座は、クライアントに対してのより深い観察眼と学んだエクササイズをより効果的に使うための実践的な講座ですので、BRMTのコンサルタントを目指している方には、とても役立つでしょう。
この講座は、インストラクター養成講座を兼ねているので、各レベルを教えることができるインストラクターを目指す方には必須の講座となります。
BRMTのコンサルタントやインストラクターを目指す方は、インデプスの受講後、ケーススタディの提出など、トレーニングに必要な要件を満たす必要があります。

【レベル1 インデプス】この講座を受講するには、事前にレベル1と2の受講をすませている必要があります。
BRMTレベル1のインストラクターを目指す方には、インストラクタートレーニングに必須の講座となります。

【レベル2 インデプス】この講座を受講するには、事前にレベル2の受講をすませている必要があります。
BRMTレベル2のインストラクターを目指す方には、インストラクタートレーニングに必須の講座となります。


 ハーラルド・ブロムベリ医師による一日講座 

《日々の食事と食物不耐性に関して》
この一日講座では、グルテンにより脳に炎症が起こることについて、とりあげます。 

リズミックムーブメントのエクササイズが効果的に働くためには、この知識は重要です。脳の炎症は、ADHDや自閉症、パーキンソン病などにも当てはまります。BRMTにおいて、何を食べるか(栄養)や食物不耐性を大きく取り上げる理由がここにあります。何を食べるかに加え、サプリメントは脳の炎症を抑えるために大切です。メチルコバラミン(ビタミンB12)、メチルフォレート(葉酸塩)やフォスフェイト(phosphatesリン酸)などです。


《アルツハイマーを考える》
この講座では、アルツハイマー型認知症を予防するための大切な観点を学びます。

アルツハイマーは、脳の炎症により起こります。脳の炎症が起きる原因のひとつに、不適切な食生活があります。例えば、炭水化物を多く取る食事は、インスリン抵抗性の原因となり、血糖値が上昇し、2型糖尿病を引き起こすと言われています。たとえ糖尿病でなくとも、血糖値が高いと、脳のタンパク質の糖化を起こします。酸化ストレスとアルツハイマー患者の脳の中で広がる可能性があるアミロイド班(老人班)を作り、結果として炎症は広がり、脳は損傷を受けます。また、グルテンも脳の炎症を起こします。大脳皮質が損傷を受け、発話やバランスの問題をも起こし、いわゆるグルテン性脳症の原因となります。

そして、脳の健康のために運動は効果的です。リズミックムーブメントエクササイズは、新しい神経細胞とシナプスを刺激することで脳に働きかけます。


《原始反射統合運動の前に考慮すること》

「私は全ての患者に小麦タンパクであるグルテンと乳製品を食事から除去することを勧めている」とハーラルド・ブロムベリ医師は語っています。彼は、今日の状況は10年前の状況と根本的に違うと言います。10年前はADHDの子ども達は、たとえグルテンフリーの食事でなくても、リズミカルに動くエクササイズや反射の統合運動による恩恵がありました。今を生きる我々の健康を支える食事に関してBRMTの観点から考えます。
後半には、ハーラルド・ブロムベリ医師が患者に行なっている栄養アドバイスやBRMTエクササイズを紹介します。


《恐怖麻痺反射、原始反射、姿勢反射とは》

前半:恐怖麻痺反射、原始反射、姿勢反射とは?
後半:原始反射統合運動の前に考慮すること

~今日、環境ストレスは、どのように我々の健康に影響を与えているか?~

原始反射の勉強がしたい!とBRMTを学ぶ方が多くいらっしゃいます。この一日講座は、原始反射とは何なのか?また、姿勢反射とか生涯続く反射といわれる反射とは何なのか?を再確認し、発達の流れを捉え直します。 BRMTにおいても恐怖麻痺反射を扱いますが、恐怖麻痺反射を原始反射とは捉えていません。グルテンや電磁波、食物不耐性などが恐怖麻痺反射のトリガーになり得ることに関して取り上げていきます。 1~2名のゲストを招き、ハーラルド・ブロムベリ医師がどのようにクライアントに働きかけるか、また、代表的なリズミックムーブメントエクササイズもご紹介する予定です。


《生存のためのシステム〜恐怖麻痺反射、モロー反射と闘争・逃避反応》

闘争・逃避反応は、自身の危機に際して体が反射的に反応し、戦うか逃げるかを準備する反応だといいます。生存の為のシステムとして、生涯にわたり機能しています。原始反射においては、モロー反射がストレスに対応する反射といえるでしょう。BRMTにおいて、ハーラルド・ブロムベリ医師は、恐怖麻痺反射は細胞レベルでストレスに反応していると述べています。
この講座は、生存のためのシステムはどのように発達し、機能するのかを教えてほしい、という要望に応えて、ブロムベリ医師が新たにまとめあげる予定です。